壁面から外した状態でお掃除機能付きエアコンを完全分解する方法
完全分解で実現できるハイグレードな除菌洗浄と抗菌コート

エアコンクリーニングの課題

　 （１）ニオイの除去
  顧客がエアコン洗浄を依頼する理由のひとつに、エアコンから発生する悪臭があります。室内の悪臭の原因の多くが…エアコンの内部にあると考えることが多い為です。その為、 エアコン内部を洗浄すれば、悪臭を解消できると考えるのですが、エアコン内部の消臭には限界があります。エアコン内部の消臭は、どこまで分解できる かに よって消臭できる範囲が決まってしまうからです。

（２）エアコンの設置状況
  エアコンの洗浄作業では、壁面・天井とのスペースが少ないと、分解作業が十分にできないことがあります。特に、電装部が右側にあるお掃除機能付きエアコンでは、右側のス ペースが少ないと電装部の分解ができないので、お掃除ユニットを外せないことがあります。また、天井までのスペースが少ないことで、パネルを外せないこと もあります。

（３）ドレンパンが外せないエアコン
  ドレンパンは、アルフィンや送風ファンと同様に多くの汚れが存在するパーツです。その為、十分な洗浄を行わないと、多くの悪臭が残ることがあります。しかし、ドレンパンが 本体と一体となっているエアコン（東芝・ダイキンなど）では、ドレンパンを単体で外すことができまいので、ドレンパンの洗浄ができません。

（４）エアコンの除菌洗浄＆抗菌コーティング
　現在、新型コロナの流行で、除菌清掃に関心を持っている人が急激に増えています。最近、エアコンが原因でウイルスを拡散していることがある…という情報 が多くある為です。その為、エアコンの洗浄目的が、汚れの除去・ニオイの除去・カビの除去に加えて「除菌洗浄+抗菌・抗ウイルスコーティング」に変化して います。「除菌洗浄+抗菌・抗ウイルスコーティング」は、どこまで除菌できるのか？これが課題となってきます。分解範囲が少 なければ、部分的な除菌しかできない為です。

（５）どこまで分解するかで洗浄価値・洗浄技術を判断される
  エアコン洗浄における分解パターンは、ドレンパン・送風ファンを外さない分解パターン・ドレンパン・送風ファンを外す分解パターン・ほぼ全てを分解する「完全分解洗浄」が あります。分解パターンについては、現場の状況・エアコンの設置状況・汚れ具合・顧客の予算などを元に決めるのが基本ですが…顧客は、多く分解できる 会社を技術が高い会社と認識する傾向があります。
（６）限られた作業時間
  在宅のエアコン洗浄では、限られた時間に作業しなければならないことがあります。夏場の繁忙期では、洗浄台数が多くなるので、時間との戦いになることも多くなります。時間 に追われれば、作業ミスや電気系のトラブルの発生確率も高くなります。その為、仕事が集中している時でも、作業ミスなどを起こさない作業体制作りが重要に なってきます。


（７）電気トラブルのリスク
  エアコン洗浄は、電気製品に対しての洗浄になるので、電装部に洗剤や水が付着すると、作動不良などの電気ドラブルを発生させる危険があります。その為、電気トラブルの発生 確率を低くする洗浄法が必須となります。

（８）他社との差別化
  エアコン洗浄は、分解範囲によって洗浄の価値が異なりますが、顧客の心理としては、エアコンクリーニングは、どこに頼んでも内容は一緒と、思っている人も意外と多くなりま す。その為、清掃会社を価格で選んでしまことがあります。なので、他社とどんな点が違うのかを明確にする必要があります。


　エアコン洗浄では、以上のような課題がありますが、これらの課題への対処方法のひとつに完全分解洗浄があります。

エアコンの完全分 解洗浄とは？

　エアコンの完全分解洗浄とは、エアコン本体を壁面から外した状態で、ほぼ全てのパーツを分解して洗浄する方法となります。送風ファン・モーター類・ドレ ンパン・本体フレーム・電装ボックスだけでなく、壁面に付いた状態では取り外しが不可能なアルミフィンも外して洗浄するので、ハ イレベルな洗浄方法と なりま す。

エアコン完全分解洗浄を マスターするメリット

（１）ハイレベルなエアコン除菌洗浄＆抗菌コートが可能になる
　2020年の新型コロナの流行で、エアコンの除菌洗浄や抗菌・抗ウイルスコーティングが当たり前になっていますが、多くの場合、どんな除菌剤を使用する のか？どんなコーティング剤を使用するのか？これに注目する傾向にあります。間違いではありませんが、最も重要なのは、どこまで分解して除菌洗浄して抗菌 コーティングを施工するのか？ということです。

　トイレや床面な どの除菌洗浄であれば、除菌洗浄の範囲は、どこの会社もほぼ同じなので、除菌剤やコーティング剤で他社と差別化をする傾向にあります。しかし、エアコンの除菌洗浄・抗菌 コーティングは、どこまで分解できるのか？これによって、「除菌洗浄・抗菌コーティングの価値」が大きく異なってきま す。分解できない部分は、除菌洗浄ができない為です。

　エアコン洗浄における分解パターンは、ドレンパン・送風ファンを外さない分解パターン・ドレンパン・送風ファンを外す分解パターン・ほぼ全てを分解する 「完全分解洗浄」があります。エアコンの汚れを100とすると、ドレンパン・送風ファンを外さない分解パターンの汚れの除去率は、「60～70」、ドレン パン・送風ファンを外す分解 パターンで「80～90」、ほぼ全てを分解する「完全分解洗浄」で「90～95」となります。その為、エアコンの除菌洗浄・抗菌坑ウイルスコートの施工で は、完全分解洗浄が一番有利になります。

（２）悪臭の多くを除去できる
　よくあるエアコンの消臭では、アルミフィン・ドレンパン・送風ファンの消臭を中心に行いますが、これだけでは不十分です。エアコンの臭いの除去率は、分 解するパーツの数に比例する為です。分解しない部分は、消臭作業ができないことが多い為です。完全分解洗浄では、パーツのほとんどを分解して洗浄と消臭を するので、通常の分解洗浄よりも多くの臭いを除去できます。

（３）エアコンの設置状況が悪くても分解・組み立てが可能
　完全分解洗浄では、壁面からエアコンを外した状態で、分解・洗浄・組み立てを行うので、全てのパーツを安全に分解することができます。その為、壁面・天 井との距離がなくても十分な洗浄が可能になります。

（４）ドレンパンが外せないエアコンでもドレンパンを丸洗いができる
　ドレンパンが外せないエアコンの場合、本体フレームと一体となっているので、壁面に付いた状態では洗浄ができません。しかし、完全分解洗浄では、本体フ レームも外すことになるので、ドレンパンも丸洗いできます。

（５）アルミフィンの丸洗いができる
　エアコン洗浄では、アルミフィンの洗浄がメインになりますが、壁面に付いたままの洗浄の場合、アルミフィンの裏面・背面側に汚れが残ることがあります。 しかし、完全分解洗浄では、アルミフィンも取り外すので、丸洗いが可能になるので、汚れが残りにくくなります。

（６）持ち帰り洗浄が可能
　エアコンを壁面から外した状態での洗浄になる為、持ち帰って洗浄することも可能です。その為、作業時間に制限がある現場でも、時間に余裕を持って洗浄す ることができます。洗浄時間に余裕が出るので、作業ミスも少なくなります。


（７）比較されても有利になる
　完全分解洗浄までできるようになると、送風ファン・ドレンパンを外さない洗浄法、送風ファン・ドレンパンを外す洗浄法、完全分解による洗浄法と…分解パ ターン別に、3つのエアコン洗浄サービスを提供できるようになります。
　多くの清掃会社は、送風ファン・ドレンパンを外さない洗浄方法でサービスを提供しているので、分解パターン別の「3つのエアコ ン洗浄サービス」を提示し ておけば、価格で比較されても有利になります。サービス内容（洗浄方法）で比較する顧客も存在する為です。


（８）完全分解洗浄ができると技術が高い会社と認識される
　エアコン洗浄においては、分解技術・組み立て技術が最も重要になります。多く分解できるほど、細部まで洗浄が可能になる為です。その為、完全分解洗浄が できる会社は、どこまで分解して洗浄しているかを強調してPRしています。なので、これに対応していない会社がこのような会社と比較されると不利になりま す。逆を言えば、完全分解洗浄ができると、どんな会社と比較されても不利にならない…ということです。

エアコン完 全分解洗浄のデメリット

（１）壁面からの取り外しと取り付け技術が必須
　エアコン完全分解洗浄では、エアコンの壁面からの取り外しと取り付け技術が必須になります。その為、完全分解洗浄を提供している清掃会社が非常に少なく なります。しかし、取り外しと取り付けができなくても、エアコン取り付け業者に依頼すれば可能になります。 コストがかかりますが、ハイレベルの除菌洗浄＆抗菌コートを提供できるので、高価格のサービスの提供が可能になります。自分で 取り外しと取り付けができるようになれば、その分利益が増えます。


（２）分解と組み立てに時間がかかる
　完全分解洗浄では、アルミフィンの取り外し・モーター類の取り外し・お掃除ユニットの分解なども行う為、分解と組み立てに時間がかかりま す。時間がかかりますが、その分、ハイグレードなサービスを提供できます。

エアコン完全分解洗浄の 最大のメリット

（１）顧客ニーズの変化への対応
　2020年の新型コロナの流行で、顧客のエアコン洗浄に対する意識が大きく変化しています。具体的には、室内の空気に気を配る人が増えていることです。 今までもエアコン内部のカビに対する意識が高くありましたが、現在は、カビに加えてウイルス対策が注目されてきました。

　ウイルスは、カビと異なり目で見えませんが、目で見えないことにも気を使う人が増えたということで、目に見えないことに対してもお金をかけるようになっ たということです。その為、従来のエアコン洗浄の価格よりも高くても、完全分解洗浄を希望する顧客が増えてくると予想されます。


（２）顧客満足度が最も高くなる洗浄法
　顧客の中には、「新品の時のように綺麗にしたい」と、思っていることもあります。特に、高額なエアコンの場合には、この傾向が強くなります。完全分解洗 浄は、ほぼ全てのパーツを分解して洗浄するので、作業光景を見た顧客の多くがエアコンの完全分解洗浄に高い価値を感じてもらえます。


（３）エアコン以外の仕事でも高い価格で受注できる可能性
　ハイグレードなエアコン洗浄を依頼する顧客は、そのほかの清掃でも、ハイグレードのサービスを求める傾向があります。その為、エアコン洗浄以外でも「高 い価値」を提供できれば、高価格のサービスを受注できる可能性があります。


（４）スタッフ数が少ない小さな会社ほど有利
　完全分解洗浄は、作業内容が複雑になるので、スタッフ教育が非常に難しくなります。その為、スタッフ数が多い大きな清掃会社では対応することが難しくな ります。なので、完全分解洗浄は、小さな会社ほど有利になります。


（５）他社との圧倒的な差別化
　エアコンを完全分解して洗浄している会社は、極めて少なくなります。エアコンを壁面から外す必要がある点と、分解作業も複雑になる為です。なので、この 技術をマスターすると、数少ない「ハイグレードなエアコン洗浄をできる技術者」のひとりになれます。そして、多くの会社と比較されても有利になります。


（６）顧客満足度が最も高くなる洗浄法
　顧客の中には、「新品の時のように綺麗にしたい」と、思っていることもあります。特に、高額なエアコンの場合には、この傾向が強くなります。完全分解洗 浄は、ほぼ全てのパーツを分解して洗浄するので、作業光景を見た顧客の多くがエアコンの完全分解洗浄に高い価値を感じてもらえます。

＜エアコン完全分解洗浄の専門 知識 DVDの内容＞

＜使用したエアコンについて＞
　このDVDは、「東芝・NDRシリーズ・RAS-221NDR1・2012年式」を元に、完全分解方法・除菌洗浄の仕方・抗菌コーティン グの仕方・組み立て方法を解説しています。分解・洗浄・ コーティング・組み立て方 法が中心となっておりますので、エアコンの壁面からの取り外し方法・取り付け方法については解説していません。ご 了承くだ さい。

【１】完全分解手順
　（１）分解前のチェックポイントと注意点
　　　●準備するべき物
　　　●分解前にやるべきこと
　　　●ドレンホースについて
　（２）開閉パネル・前面パネルの取り外し
　　　●開閉パネル外す為にやるべきこと
　（３）エアフィルターの取り外し
　（４）ダストボックスの取り外し
　（５）ルーバーの取り外し
　　　●ルーバーの分解方法
　（６）本体のパネルの取り外し
　　　●ネジが外しにくい意外な理由
　　　●本体のパネルを外す前にやるべきこと
　　　●左側コーナー部品の取り外し
　　　●本体のパネルの取り外し
　（７）電装部の分解
　　　●電装ボックスのカバーのツメについて
　　　●エアコン向きを変えるタイミングについて
　　　●東芝・NDRシリーズのコネクターについて
　　　●コネクターの取り外し
　　　●外しにくいコネクターを外す道具について
　　　●電装ボックスとお掃除ユニットの間のコネクターの外し方
　　　●端子板カバーの取り外し
　 　 ●センサー2本の取り外し
　　　●アース2本の取り外し
　　　●サーミスタ2本の取り外し
　　　●本体左のコネクターの取り外し
　（８）お掃除ユニットの取り外し
　　　●お掃除ユニットを外す前に行うこと
　　　●お掃除ユニットの取り外し
　（９）お掃除ユニットの分解方法
　　　●リード線を保護テープの取り外し
　　　●フィルターカバーの取り外し
　　　●お掃除ユニット前面フレームの取り外し
　　　●リード・コネクターの取り外し
　　　●開閉パネルのユニットのモーターの取り外し
　　　●開閉パネルの取り外し
　　　●ブラシユニットの取り外し
　　　●ブラシユニットの分解
　　　●プラズマイオンチャージャーの取り外し
　 　（10）アルミフィンの取り外し
　　　●手前側の遮水板の取り外し
　　　●取り付けネジの取り外し
　　　●アルミフィンホルダーのネジの取り外し
　　　●配管用のパネルの取り外し
　　　●アルミフィンの取り外し
　（11）送風ファンの取り外し
　　　●送風ファン内部ネジの取り外し
　　　●遮水板のネジの取り外し
　　　●送風ファンとファンモーターの本体パネルからの取り外し
　　　●アルミフィンホルダーの取り外し
　　　●遮水板の取り外し
　　　●送風ファンからのファンモーターの取り外し
　（12）本体フレーム（ドレンパン）の分解
　　　●送風ファン用の左右のパーツの取り外し
　　　●ルーバーモーターの取り外し
　　　●ルーバーモーターのリード線の取り外し

【２】完全分解における除菌洗浄
　（１）アルミフィンの丸洗い除菌洗浄
　　　●アルミフィンの事前除菌
　　　●アルミフィンの洗浄
　　　●アルミフィンの仕上げ除菌
　（２）本体フレーム（ドレンパン）の丸洗い除菌洗浄
　　　●本体フレームの事前除菌
　　　●本体フレームの洗浄
　　　●本体フレームの仕上げ除菌
　（３）送風ファンの丸洗い除菌洗浄
　　　●送風ファンの事前除菌
　　　●送風ファンの洗浄
　　　●送風ファンの仕上げ除菌
　（４）お掃除ユニットの丸洗い除菌洗浄
　　　●お掃除ユニットの事前除菌
　　　●お掃除ユニットの洗浄
　　　●お掃除ユニットの仕上げ除菌
　　　●丸洗いできないパーツの除菌洗浄の仕方
　（５）その他のパーツの除菌洗浄
　　　●その他のパーツの事前除菌
　　　●その他のパーツの洗浄
　　　●その他のパーツの仕上げ除菌

【３】完全分解洗浄における抗菌・坑ウイルスコーティング
　　エアゾールタイプと液体タイプを使用したコーティングの仕方の例と注意点を解説しています。
　（１）アルミフィンの抗菌・坑ウイルスコーティング
　（２）本体フレーム（ドレンパン）の抗菌・坑ウイルスコーティング
　（３）送風ファンの抗菌・坑ウイルスコーティング
　（４）その他のパーツの抗菌・坑ウイルスコーティング

【４】完全分解における組み立て作業
　（１）組み立て作業前にやるべきこと
　（２）送風ファンの取り付け
　　　●送風ファン用の左右の白いパーツを取り付け
　　　●アルミフィンを外さない場合の注意点
　　　●送風ファンへのモーターを取り付け
　　　●本体フレームへ送風ファンへのモーターの取り付け
　　　●モーターの位置について
　　　●送風ファン内部のネジの取り付け
　　　●ファンモーターをネジで固定
　　　●遮水板を取り付けネジで固定
　　　●アルミフィンホルダーの取り付け
　（３）本体フレーム（ドレンパン）の組み立て
　　　●左側ルーバーのモーターの取り付け
　　　●防滴カバーの取り付け
　　　●リード線をテープ固定
　　　●右側ルーバーモーターの取り付け
　（４）アルミフィンの取り付け
　　　●アルミフィンの取り付け
　　　●配管を配管スペースに入れ養生テープで仮止め
　　　●配管用パネルの取り付け
　　　●アルミフィンの修正
　（５）電装ボックスの取り付け
　　　●電磁弁コイルの取り付け
　　　●サーミスタのバネの取り付け
　　　●正面側の遮水板の取り付け
　　　●電装ボックスにセンサーユニットを取り付け
　（６）お掃除ユニットの組み立てと取り付け
　　　●開閉パネルユニットの組み立て
　　　●ブラシユニットの組み立て
　　　●プラズマイオンチャージャーの取り付け
　　　●開閉パネルユニットの取り付け
　　　●ブラシユニットの取り付け
　　　●お掃除ユニットの前面フレームの取り付け
　　　●フィルターカバーの取り付け
　　　●お掃除ユニットの取り付け
　（７）電装部のコネクター類の取り付け
　　　●アースの取り付け
　　　●コネクターの取り付け
　　　●黒いセンサーの取り付け
　　　●2つのサーミスタの取り付け
　　　●端子板カバーの取り付け
　　　●電装ボックスのカバーの取り付け
　（８）ルーバーの取り付け
　　　●ルーバーの組み立て
　　　●ルーバーの取り付け
　　　●ルーバー左のコネクターの取り付け
　（９）本体パネルの取り付け
　　　●電源コードを配管スペースに通す
　　　●本体パネルの取り付け
　　　●コーナー部品の取り付け
　（10）ダストボックスの取り付け
　（11）エアフィルターの取り付け
　（12）開閉パネル・前面パネルの取り付け


＜収録時間＞
★58分02秒（DVD：1本）

おそうじ情報館の DVD教材の 特長

　おそうじ情報館では、エアコン洗浄だけでなく様々なDVDを企画・制作していますが、清掃技術の理解度を高め現場での失敗を少なくするために、次の5点 を軸とした内容にしています。

（１）理由を明確にした解説
　初心者が同じ間違いやミスをする原因を挙げると、「なぜ、●●に●●を使ってはいけないのか？」「なぜ、その順番で洗浄するのか？」など、理由を分かっ ていないことにあります。理由を分かっていない為に、自己流で洗浄したり効率を優先した洗浄になってしまいます。その為、おそうじ情報館のDVDでは、 「理由」を多く解説するようにしています。理由が記憶に残れば、洗浄ミスが減ることがある為です。

（２）クレーム・トラブル相談を元にした構成
　おそうじ情報館には、清掃に関する相談が多くあります。その為、よくあるクレームやトラブル事例を元に、それらを防止する作業方法を解説しています。

（３）初心者の疑問を解決する内容
　初心者の多くは、現場で分からないことがあっても、時間に追われている現場では教えてもらえないこともあります。その為DVDでは、初心者が疑問に感じ ることも限り取り入れて解説しています。

（４）基本を徹底的に解説
　失敗の原因のほとんどは、基礎知識が不足していたり、基礎を知っていても楽な洗浄方法で作業することにあります。その為DVDでは、よくある失敗を取り 上げながら基礎的知識と基本技術を多く解説しています。

（５）複数の作業方法
　おそうじ情報館のDVDでは、可能な限り複数の洗浄法を公開しています。理由は、汚れの状況・材質・使用する道具によって洗浄方法を替える必要がある為 です。

おそうじ情報館のDVD教材の 活用法

（１）スタッフ教育
　清掃技術は、現場でベテランスタッフの作業を見ながら学ぶのが一番ですが、時間に追われ教える時間が取れないことも多いようです。また、技術が一流でも 教えることを苦手としている方もいます。このようなことから、DVDをスタッフ教育用として活用される会社が増えてきました。
　おすすめの方法は、現場で教える前にDVDを見て洗浄方法をイメージしてもらい、現場で体験しながら洗浄手順を覚え る...というパターンです。このパターンの場合、現場で教える手間が減るだけでなく、通常よりも覚えるスピードが早くなります。

（２）新規事業
　企業が新規事業としてエアコンクリーニングを行うことが多くなっています。その場合、エアコンクリーニングの経験者を集めて始めることがありますが、最 初はクレーム対応に追われることもあるようです。原因は、経験者の技術が自己流の片寄った作業方法の場合がある為です。
　このような現実があることから、新規事業として検討する場合は、まず最初に「エアコン洗浄の基本」を知り、作業スタッフの作業をチェックできる体制にす ることをお勧めします。

（３）独立開業
　個人でハウスクリーニング業を開業予定の方は、最初にエアコン洗浄の技術をマスターすることをお勧めします。理由は、ハウスクリーニングの中でもエアコ ンクリーニングは仕事を獲得しやすい為です。なので、エアコン洗浄をマスターした後でキッチン洗浄や浴室洗浄などのDVDを購入される方が多くなっていま す。

（４）清掃業務の内製化
　近年、賃貸物件を仲介・管理する不動産会社などが自社で清掃業務を行うことが多くなっています。自社で清掃をした方がコストが安くなると考える為です が、落とせない汚れに遭遇し挫折するケースが多いのが現状です。このようなことから、清掃業務の内製化を考えている企業様には、基本技術を解説したDVD を含んだセットをお勧めしています。

（５）自己流改善
　エアコン洗浄の仕事をしている方の中には、自分の作業方法が正しいのか？他社はどんな作業方法で洗浄しているのか？不安に感じている方もいらっしゃいま す。DVD教材では、おそうじ情報館公認の職人さんの洗浄作業を元に解説していますので、他社の作業方法も分かり、ご 自身の作業方法が自己流でないかをチェックすることもできます。

ご不明な点がありましたら、カイユウ商事の高根までご連絡下さい。

03-3657-5161